破産となってしまうには、必ず原因があり、その原因を探し、解決のためにいろいろと動かなければなりません。
それを、
「この案件が決まればなんとかなる。」
「お金を借りることができればなんとかなる。」
その場しのぎの解決に走り、上記のような精神論・根性論でいままでがんばってきたものの、すでにどうすることもできないから破産寸前にいることを自覚してください。
抜本改革が求められます。
ひとえに、こうした場合の最初の対応策は、資金繰りが苦しい時の支払い順序を履き違えないこと。
その場しのぎの解決とは、資金調達を何度も繰り返していること。
結果、高金利負担が体力を蝕む赤字原因となっているケースが多いのが残念でなりません。
特に、昭和時代を引きずっている経営者に多いのですが、銀行という相手を少しでも理解することができれば、資金繰りを楽にするリスケという選択肢によって視界が開けてきます。
そこで、破産を防ぐための銀行対策を少しでも理解すべく、銀行という組織についてちょっと触れてみましょう。
右のプロフィールにもありますように、私は銀行員時代の8年間で、約900件の融資案件を手がけてきました。
・経営者の一般の常識では、
融資を受けられないとおもわれがちな業績が悪い会社でも、
・銀行組織内の常識では、
融資の審査が降りることはよくあるのです。
つまり、
1. 業績が悪くても簡単に融資を受けている会社
2. 業績はまずまずなのに、なかなか融資を受けられない会社
これら、融資を受けるための「ツボ」をしっかり押さえている会社、その「ツボ」の中身も同時に無料レポート銀行から思うように融資を受けるための『ツボ』で公開していますが、銀行というところは、まず決算書を重視する組織です。
銀行の顔をうかがいながら「まじめに」
・ 20%以上の高利で資金調達したお金で
・ 5%以下の低金利である銀行融資を返済
していても、預貯金の取り崩し等で、銀行に隠しておきたいことでもすぐにバレてしまいます。
銀行は少しでも怪しい動きを察すると、「決算書を見せてほしい」の一言で、疑念が確信に変わります。
商工ローン借入の事実が新人行員でも見分けることができるからです。
「貸し剥し」対象となる中小企業の多くは、「まじめな努力」が報われるどころか、要注意先の烙印をおされてしまった結果です。
よって、傷口をさらに広げてしまう危険性とは、資金調達を何度も繰り返していることで、高金利負担が体力を蝕む赤字原因をさらにひどくし、さらに、商工ローンの怖さは第三者保証人でも挙げたように、まったく関係ない人を不幸に陥れてしまうほど悲惨な状態を言います。
しかし、現金預金が消え資金調達も厳しい経営者でも、手遅れでなければ、リスケ以外にも
リストラ、不採算部門閉鎖、任意売却、リースバック、経営状態の明確化、ABL(Asset-based lending -- 動産・債権等の活用)による資金調達、支払先との交渉・・・
など、思いつくだけでも、数えきれないほどの、破産を防ぐための対策、が考えられます。
まだ時間がある今のうちに、あなたの会社の先行きが不安になった場合の対策を、無料レポート「倒産寸前だった533社のうち528社 - 会社再生の道筋をどうやってつけたのか」で例を挙げて解説しています。
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